世界人口77億人いても
容易にあなたのことを見つけることができる。
それはあなたの姿かたち、顔の造作、瞳の色、
眼の輝き、髪の色、仕草、表情に
際立った特長があるからだ。
そう、あなたは唯一無二の存在。
世界に何十億人いようとも
あなたはあなた以外の何者でもない。
そうであるにもかかわらず、
なぜあなたは他の人の真似をする?
人の経営の後追いをする?
業界仲間とつるんで
そこにいない人の批判に明け暮れる?
成功者に嫉妬し
失敗者を蔑む。
ああ、それはなんと悲しく、むなしいことか。
貴重な人生の無駄使い。
あなたの命を、この時代、この日本に授けた
偉大な創造主の期待を裏切っていないか?
あなたは唯一無二の存在。
あなたは死に臨んでその生を振り返るとき
一片の悔恨もないか?
命を燃えつくしたか?
墓碑銘になんと刻む?
「これの世の再びなしということを
いのちに透(とお)り知る人少な」
(森 信三)
https://www.youtube.com/watch?v=8nuJl6t7Jzg
あなたのかけがえのない
一回きりの人生を
他人の人生を生きることであっていいのか。
あなたは唯一無二の存在。
だから、あなたの従業員も
唯一無二の存在。
だから、あなたのお客様も
唯一無二の存在。
だから、あなたのお店も
唯一無二の存在。
お店とは
唯一無二の存在同士が
時と場を共有し
命を共にするところ。
だから、経営とは
人間の営みのことを言う。
あなたの営みが真剣であればあるだけ
吐く言葉はあなた独自の研ぎ澄まされた言葉となり
軽快でもいい、鈍重でもいい、
行動の一つひとつが意味のある動きとなって輝く。
だから、あなたについていく。
借り物の人生を捨てたあなたは
そのこと自体で美しく崇高だから。
あなたは唯一無二の存在。
あなたの経営も唯一無二。
人生二度なし。
これ人生における
最大最深の真理なり。
(森 信三)